日の丸が売られている
日の丸とは、戦時中に出征兵士が知人や隣人や親兄弟に励まされ戦地に持っていったあの日の丸のことである。
その日の丸が戦後65年も過ぎようとしている今、アメリカで売り買いされていると言うのだ。
もともとは太平洋戦争当時アメリカ兵が戦死した日本兵が持っている奇妙なものとして持ち帰ったのだろう。
それが、今は商品として流通していると言うのだ。
嘆かわしいと出演していたコメンテイターは語っていたが、それが商品というものであって、商品の価値はもともとそれがどういうものであったかではなく、最終結果としてエンドユーザーがそれに価値を見出せばこのように商品となる。
それがどのような価値があるのかは知りたいところだが、どうやらテレビを見ているかぎりでは美術工芸品的な感じであった。
そう言われればそうかとも思うが、関係者はやっていられまい。
振り返って多くの場合われわれも人を労働商品として売り買いしているのだが、あるいは自分を売り買いされているのだが、こちらもお腹立ちでしょうか?
ラベル: 社会
0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム