2009年12月7日月曜日

仕上げないといけない…

窮地に立たされていて、どうしても仕上げなければならない小説を書いているのだが、ようやく仕上がる目処がついた。
よくわかっていなかったが、作品というのは書けば書くほど瑕疵が見えてきて困ってしまう。
その瑕疵を隠してしまおうとすると、その下世話な浅知恵がまた大きな泣き所となる。
過不足ない作品にしようとああだこうだと苦労しているうちに結局、長い小説になってしまうというのはよくわかる。

なるほど上出来の短編というのは名人技だ。
磨き上げた玉は、振り返れば小さいほど磨くのが難しい。

もっとも以上のことは長い短いだけで決まるほど作品の世界は簡単ではないことを承知しての話なのだが。

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