違うものだったのに
上の黄色いほうが蝋梅、中国原産の唐梅で高さは3メートルと言ったところか。
老梅はそのまま老いた梅ということになる。
こんなしっかりとした違いをわたしはぼんやりと区別もつけずにいたのだった。
言ってしまえば、蝋梅の存在を軽視していて老梅みたいなものだろうか(ぜんぜん違うじゃん)と思っていた。
別に取り立てての話でもないが、この頃ある人のエッセイで気づかされた。
それでも少しものが見えてきたように思うのだから妙なものだ。
そういえば、三重県の四日市市には「老梅庵」という飛びぬけてうまい蕎麦屋があるが、あれは「蝋梅庵」では困るだろう。
風情がない。
蕎麦は観賞用ではないのだから。
ああまた、新蕎麦のころに食べてみたいな、あの蕎麦。
ラベル: 日常
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