2010年5月12日水曜日

人の悩みは似たもので

みなさんはそれぞれが大なり小なりの悩みをお持ちだろうけれど、自分の持った悩みを特別なものとお考えにならないほうがいい。
もちろんそれは、みなさんがご自身で持ったのだから優れて個性的なものなのですが、その個性はどこにもないようなものではないということは知っておいてほしい。
みなさんの持っている悩みもまたいくつかのカテゴリーの中にぴったりと収まってしまう。
あ~ら不思議。

この不思議不思議が、霊能者や超能力者や占い師や詐欺師の飯の種で、自分が特別だと思っている人ほど、自分の悩みが特別だと思っている人ほどころりとだまされてしまう。

そういうことは先にご紹介した「大仏男」に面白おかしく取り上げられています。
詳しい説明は、その手の本に譲るとして、ここでは、あなたが自分は特殊だと考えていれば、単純にホットリーディングに驚愕してしまい、その動揺はコールドリーディングの格好の餌食になることを強調しておきたい。

ここで、わたしがタームの説明をしないのは出し惜しみでもなければ、威張っているのでもない。
こんなものちょっと調べればすぐわかる。

問題は、そのちょっとの手間暇をかけて調べることにある。
(結構大事なんですよ、こんなことが)
そこに広がる世界は、あなたがどこの住人であるかを教えてくれる。
つまり、あなたのタイプがわかる。
そこから、あなたは自分の自分である特有性を探せばいい。

くれぐれもストックスピールなどに翻弄されなさるな。
あなたの個別性はあなたの思っているほど浅薄なところにはない。
自分のことは自分が一番わかる、それはそうだろうけど、わかるには大変な手続きを経なければならない。

自分を愛しているのだったら、自分を愛することに十分な時間と労力を投入してはいかがだろうか。

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