2010年6月20日日曜日

実体経済の復活

いま、わたしたちが必要なものとはなんだろうか。
食料と衣料か。
あ、医療もか。

みなさんが、ご自身で考えてみられるといい。

食料に「王将」があり、衣料に「ユニクロ」があり、医療に「介護産業」がある。
実体経済として残っているのは驚くほどわずかである。
あとは、パソコンの中でデータとして売買されている。
こちらのほうは、どう考えても必需品ではない。

さて、どう売るか?

これが、現在の経済問題の一面だ。
エコという付加価値をつければどうかな。
新しい市場を探そうではないか。
中国か、インドか、東南アジアか、アフリカか…
食糧危機を起こさせて食料を売ってやろうか。
そのためには農地を確保せねばな。
ウクライナの農地確保合戦はそのように起きた。

ま、行き詰っているわけだ。
わたしは、この国の生きる道は優れた「ホスピタリティ」の提供にあると思っているが、政治家は本気では考えてくれない。

あろうことか、いまだに実体経済の復活を画策している。
この国にあのレベルの実体経済の需要は再度登場しない。
それくらいの認識は持たなければならないだろう。
たとえ、一瞬持ち直したとしてもいずれは当たらなければならない高い壁、実体経済の崩壊である。

なんともお気楽なことを政治家先生がほざいているものだから、その任でもないのにここに記さざるを得なくなった。

朝から書くことじゃないぜ、ったく。 

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