2010年6月19日土曜日

久々にあの店

わたしが、とき折ある場所にに立ち寄るのは、ある美しい娘がいるからである。
この娘は、この町きっての美人だが、それを知る人は少ない。
ほぼゼロではないかとわたしは思っている。

理由は、驚くほど馬鹿らしい。
彼女の着ている制服による。
それに履物が雪駄のようなぞうりであることによる。
水仕事で少し荒れた手のひらと甲による。

で、それがどうした。
この娘の輝くような美しさはどうだ。

わたしの美しさはごく主観的なものだが、この娘に関しては違う。
ご覧になればいい。
まさしくこの町で一番。
離れて美しい女だ。

ただし、その精神内容は知らない。
それもいいのではなかろうか。
あの店のスタッフとの掛け合いを見ていると、そう思う。

この店のスタッフの仲はいい。
そういうこともこの店に来る理由のひとつだが、なにより彼女の美しさが際立っている。

彼女は韓国人だが、韓国人の美しさはこういうものなのだろうか。
生活の匂いがまとわりつくが、その相乗効果のように美しさが屹立する。

なぜに彼女の美しさに人は気づかないのだろう。
たぶん、着飾っていない一事によるのだろう。
そんなもんだ、人の美を見極める力なんぞは。

けれども考えてみるがいい。
彼女が着飾ればどうなると思う。

少なくともわたしは卒倒すると思う。

ラベル:

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム