京王線にて
昨日の朝、京王線を新宿へ向かう車内でいい女を見た。
小柄な身体を黒で包むシックなファッション。
知的な横顔。
のぞきこむ携帯画面。
明らかにわたし好みの落ち着いた芯の強そうな女。
小柄な身体を黒で包むシックなファッション。
知的な横顔。
のぞきこむ携帯画面。
明らかにわたし好みの落ち着いた芯の強そうな女。
次の瞬間、携帯から目を上げた彼女と目があった。
おお、いい女じゃないか…、と同時に戦慄が走った。この女は…
それから新宿駅までの道中の記憶が飛んでいる。
あの女のせいだ。
思い出していた。
オレは、あの女を知っている。
あれは25年前、初めて見たときもいい女だと思った。
ああやって鑑賞するのは何年ぶりだろう。
いまだにきれいなんだ、あいつは。
驚く。
いい女なんだなあ、あいつは今も。
手が届かない女だが…
それもこれもオレの責任なのだが。
とにかく、そうやって美しいままでいてくれ。
自信を持ったまま生きていってくれ。
道はそれぞれ違っているが、またいつか逢おうではないか。
妻という名の女よ。
ラベル: 日常
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