2010年6月11日金曜日

それはそれでいいのだが…

何を隠そう、わたしは攻撃的で相手をぶち壊しにかかることがある。
それを知って、幾人かの女たちは心底わたしを嫌っている。

「あの人に近づいたら壊されてしまうから」

事実何人かは壊してしまった。
いまは、丸くなったから壊すことはあまりしないが、それでも壊しにかかることはある。
女性はそのにおいを嗅ぎ取り、職場でも毛嫌いされる。
致し方ないことだ。

まあ、いまや爺になったわたしはその全貌を出さぬよう努力しているわけだ。
全貌を出すのは、ほんの少数に対してだけで、その人たちには感謝のしようがない。

けど、なんでだろうね。
人を壊して面白くもないのにこう激してしまうのは。
ある人は酒のせいだと言うが、これはからっきし間違っている。

わたしが相手をぶち壊しにかかるときは、すでに身体の中がプチプチと切れ始めているのがわかる。
いやな気分だ。
酒は関係ない。
そういうときは我慢して自分を押し隠す。
そういうわたしの姿をわたし自身だと思う人もいるが、幸せものである。
人はそう単純ではない。

わたしはなんにしろ女性が苦手だ。
勘の鋭い女性は、わたしの正体を見抜き、すごい目で睨んできたりする。
まさにそれが正解だ。
わたしはどこかに化け物を飼っている。

まあ、それはそれでいいのだが…、日常生活で困ることは多々である。

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