2011年1月4日火曜日

夏痩せて嫌ひなものは嫌ひなり

自分の中の好悪の感情が自分の今ある状態を教えてくれる。
そういうことを思っています。

自分自身のことだから当たり前のようにわかっていると思っているのなら、それはおそらく恥ずかしいことではないでしょうか。
自分のことだとて、しっかりと自分とつき合っていなければわかるものではありません。
よしんば、自分と心してつき合っていたとしても自分の今ある姿はなかなか見えてはこないしろものだと思います。
だから、自分の中の好悪の感情とつき合うのは自分が何者かを知るうえではとても大切なことだ。

それだけですべてわかるわけではないのだけれど、それでもそっくり返って自分とつき合わないでいるより随分ましだろう。
わたしなど今頃になってようやく少しだけ自分がわかった気分でいる。
そのわかった自分も日々変化しいているのだから、辛抱強く自分と仲良くしていくしかない。

自分を大切にするというのは畢竟そういう行為なのだろう。
それはそのまま誰かを大事にするということにもつながる道だろう。

このところ食欲が少しある。
その食欲の中で自分の変化に少し気がつきました。

今まではそれほどでもなかった「大根おろし」が無性に恋しいのです。
明らかに味覚の変化、あるいは身体の求めるものが変化してしまったようです。
こういう好き嫌いのことを大々的に述べるのは気がひけますが、とにもかくにも「大根おろし」がなくてはやりきれないのです。

好き嫌いをはっきり言うことがひとつの芸になる。
わたしが好き嫌いを語るときはそういうふうでありたいものです。

興味もござんせんでしょうが、
わたし、「大根おろし」に焦がれております。

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