2011年1月5日水曜日

羽生の感慨

NHKで爆笑問題と羽生善治が話をしていた。
なにかあるかなと思って聞いていましたが、何と言うこともなく過ぎていきました。
が、強烈に印象があった会話がひとつありました。
詳しくは書きませんが、大田の発言を受けて羽生がこう答えたのでした。

「そうなんですよ。
 かつて仲間と将棋の研究会なんかしているとあっという間に一日が終わってしまっていたんですけど、  
 そんなとき、こんなことしていていいのかなと思ったことはありましたね。」

そうなんだよな…、将棋なんてどうでもいいことなんだから、そう思ってしまうよな。
すごくよくわかった。

でもまあ羽生にとっては、将棋はかけがえのないものだから彼はその船に乗ってここまで来たわけで…、ホントよかったなあと思う。
面白そうだなと思うことをやって、人生、時が過ぎてゆけばこれほど素敵なことはない。

実は社会的にどうしても必要な仕事ってそんなに多くない。
それでも社会の片隅に生きさせてもらっているわけで、わたしなんかその際たるものなんだけど…

そういう目で見てみれば、この社会、何者が何をしているかが違って見えてきたりする。

わたしなんか本当にどうしようもなくいらない存在なんだよな。
で、どうするかになっていくんだけど、仲間を大事にしなさいってことかな。
(違うかもしれないけど…)

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