2008年2月7日木曜日

アルコール依存症

「アルコール依存症」

むかしは、「アル中」と呼んだ。
「アルコール中毒症」だ。
いまは「アルコール依存症」という。
何も変わってはいないが、そのように呼び方を変えたのだ。
意識が変わらなければ、呼び方の変化は何ももたらさない。
言葉と現実の関係はそう簡単ではない。(呼び名を変えるぐらいで変わるほどは…)

昨夜、あるうれしいことがあって、高井戸「ちゃんぷる亭」へ深夜、出かけた。
のんべえだからね。
そのときに、わたし以外の「アルコール依存症」の素敵な男と会った。
「アルコール依存症」は自分のなかにあるその状態を知っていれば、なかなかに魅力的なものだ。
うつ病もそうだし、ほかの中毒症もそうだ。

本当にそうかどうかはセンスの問題で確証は出来ないが、おおよそそのようなものである。

要は、自己認識能力の問題で、それがあるかどうかで自体は悲劇にも喜劇にもなる。
だからといって、症状が変わらないのだが、そのことを我々は現実と呼ぶ。
現実に生きているわたしたちは、ときにそんなところで遊んだりするのだ。

だからといって、何の解決もそこにはないが、
いったいに人生に解決というのはもともとあったのだろうか。
そういう問いもこんな夜にはしてみたくもなる。

そういう夜を空けた今朝のブログです。

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