2008年2月2日土曜日

テレビ




人は問う 我は応えぬ 紅葉の
 はるかなる秋 雁は飛びゆく

ハマナスや 水平線上 夏キラリ

わたしの家は、ゴミやら本やら布団やらわたしやらで、それはもうぐちゃぐちゃで、今回の断酒を区切りに思い切って、ぼこぼこ棄てて整理をしようかと考えている。

まあ、最初はわたしだわな。

で、考えてはいるが、もう三日間も断酒しているのに身体の症状にほとんど変化がないことを思うと、断酒によってなんら変わらないのなら整理もすることはないかと思いつつ、ふと目先をよぎるメモのきれっぱしに上のような拙い歌や句を見つけると、ふと夜を感じてしまうではないか。

昨夜は松田優作の「ブラック・レイン」、今夜は「デス・ノート」を見て無駄に過ごしたと哀しんでいるが、こういう無駄は単にテレビを見ている無駄よりはたちがいい。
なにせ、松田優作の演技が見られたし、デス・ノートのキャラの立て方も見られた。

それ以外のほとんどのテレビは、暇つぶしの意味もない。
「あんなものに出て楽しいかね」と昔、談志は言っていたが、まあ、そういうことだ。
しかし、テレビ芸人にはテレビ芸人の技があるところは面白い。
しかし、それも数えるほどだろう。
たとえば、いまなら「さんま」「紳介」とかさ。
しかし、テレビ芸とだけ限定すれば、それにしてもさほど見るものはない。

昔、一億総白痴化と大宅さんが言ったが、当たっていたというわけだ。
でも、選べば映画だとか、なんだとかでテレビにも見るべきものはあるのだろうがね。

わたしは、利口ではないが、それでもテレビで頭がやられるよりは、ラジオを聴いていたいものだ。
明日(土曜日)の朝から午後にかけてのTBSラジオなんてなかなかのものだとわたしは思うよ。
聞くかどうかは、まあ別だけどさ。

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