2008年1月23日水曜日

ろうそくとパソコン


わたしの愛した女は、あるいは、愛しきった女はここにはいない。
遠い、三重の空の下にいる、なんてね、こう書いたとしても、負担を感じちゃだめだよ。

ときに、あまりにわたしに金がないものだから、いろいろと工夫する。
いまや、取りざたされない「ろうそく」だけれど、あれはいいぞ。
人は灯を見ることに飢えているのかもしれない。
そう、思う、夜もあれば、雨戸を閉め切った昼もある。
灯をみながら、ふと、言わないでもいい言葉をひとりごちてしまうときがある。

ろうそくの灯、もしかすれば、大きな象徴になるのかもしれない。

そうでなくても、おまえのゆらゆら揺れる姿が好きだ。
ろうそくの灯よ。

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