2008年2月4日月曜日

許すことは出来ても…

「許すことは出来ても、忘れることは出来ない」とは周恩来の言葉だが、これはなかなかに深い言葉である。
つまりは、忘れることが出来ないのだから、思い出すたびにそのことを許そうという広大無辺な愛情の言葉となる。
故あって、断酒をするわたしにも同じようなところがあって、
といってもはなはだ下世話な話なのだが、
断酒とは生涯酒を飲まない、酒を飲まない状態をし続ける行為である。
であるからにしてもって、まず不可能に近い試みなのである。
というわけで、さきの周恩来の言葉となる。

わたしの断酒の試みは、何度か崩れることになるだろう。
しかしながら、わたしは、そのたびに同じように決意するのだ。
わたしは、断酒すると。

まずは、一年に20回くらいしか酒は飲むまいとする。
もちろん、わたしの高い志は、酒は金輪際飲まないとなっている。

まあ、長年助け続けてくれた女を捨て去るのは、そんなに簡単にはいかないのだよ。

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