2008年2月2日土曜日

気の重い話なのだが…

先日の虎ノ門病院で(1・29)わたしの高血圧が、原発性アルデストロン症だろうということがほぼ確実視される結果になりました。

原発性アルデストロン症とは、ちょっとした書物には以下のように記されています。

「血中のカリウムが減少し、筋力が低下して、四肢に麻痺が起こることもあります。また、神経筋の興奮が増大してけいれんを起こすこともあります。血中のカリウムが増加し、高血圧の症状が起こります。血圧の上昇に伴い頭痛を覚えます。最高血圧も最低血圧もともに上昇しますが、最低血圧の上昇が顕著です。そのほか、やたらに喉が渇いて水分をとり、その分排泄も多くなります」

この原因は「副腎皮質に生じた腫瘍や、副腎皮質の過形成(組織の異常増殖)によって起こります。腫瘍そのものの原因はまだ不明ですが、良性であることも、悪性であることもあります。したがって、この病気ががんの発見の手がかりになることもあります。」

わたしの場合は、エコー検査では腫瘍が見つからないので、さらに精密な検査をして結果を見なければなりません。
要は、副腎近くの血液を採り正確には右と左、どちらの副腎からアルデストロンが過剰に出ているか調べるわけです。(カテーテルを両方の大腿部から大動脈に入れていくわけです。大静脈だったかな、どっちでもいいや、恐ろしい。)
そして、アルデストロンが過剰に出すぎている副腎を摘出手術するわけです。

たまりませんな。

両方ともに異常の場合もありますが(過形成の場合)、この場合はどうするか?
薬物治療になるかもしれません。

とにかく入院ですな、しばらくは。

それに加えて、わたしはアルコール依存症の傾向がありますが、アルコール依存症はうつ病になる率が通常の4倍くらい高くなります。
自殺の危険性も、依存の程度の軽い人で3倍、重い人では8倍くらいになります。
過量の飲酒がうつ病の危険性を高めるのです。

というわけで、断酒をしていますが、精神的な病はともかく、原発性アルデストロン症にはまいった。
いろいろな行状から、わたしの妻はこの病には無関心を装うのだろうが、つまりはわたしを見殺しにするつもりだろうが、そうはいかない。
ここまでハッキリしたからには、見殺しにする人間とともにいるわけにはいかない。

かといって、妻と別れた後、誰かあてがいるかといえば、これがいないわけで、どう角度を変えて考えてみようとひとつの正念場となっているわけです。

というわけで、わたしが万が一、あなたと酒を飲む機会を持つとしたら、それはなかなかの覚悟をもってして飲んでいるので、くだらぬ話などするつもりは一切ないのです。
そのあたりはご寛容に。

一期一会というが、それに近いものがいまのわたしの心にはある。

早く、やっておくべきことをやってしまわねば。

といっても、原発性アルデストロン症は死に到る病ではないので、わたしを憎むあなたが、それほどうれしがる必要もないのです。

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