2008年9月1日月曜日

輪廻

輪廻(りんね、Samsara)とは、人が何度も転生し、また動物なども含めた生類に生まれ変わることやその思想を言うが、ちなみに欧米のキリスト教文化圏でも、Reincarnation(リンカネーション)という、霊魂の生まれ変わり、転生の概念があり、この考えは、わりと普遍的な考えだが、単純に考えて、こうも人が増えてくると、あちらの世界には(輪廻があるとしたら)、ごく少数の生き物に生まれ変われるものがいるだけで、困ると思うのだが、どうだろう。

もともと輪廻の世界は単純再生産の世界にあったもので、拡大再生産になると、あちらの世界の生き物になる可能性のあるもの(なんと言っていいのだか)が、激減して大変だろうと思うのだが、地球上の生き物は、人間に関しては激増しているが、他の生物は、激減しているのだろうか。
鯨が激増しているのは知っているが、ほかの生物はいかに。

満州国建国の折、ある一派は、いまでもそういう人々はいるのだろうが、戦争が経済活動であると同時に人類の数の調整に役立っているといっていた。
これは、実は本当のことで、ひとは、死なないことを目標に定め、科学も医学も進めてきたが、そんなに増やしてよかったのだろうか。

もちろん、これは戦争を要望する発言ではない。

リンカーネーションは、わたしの数少ない希望なので、この世の生物数が増えていないことを願うばかりである。

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