トレーニング・デイ
「トレーニング・デイ」といえば2001年にデンゼル・ワシントンがアカデミー主演男優賞をとった作品だが、あのデンゼルが悪役というところがおもしろい。
彼の演技力を物語る。
この作品でも、ここまでの演技力を見せてもらうと感激する。
もちろん、その後ろにはイーサン・ホークの演技も光る。
あまりごちゃごちゃ考えずに絞り込んだ脚本もよかった。
観客を出し抜こうとする脚本はどこか裏切られた気がするし、たいていは面白くはない。
作品は客を表層で裏切るために作るのではない。
客をその深度で裏切るのだ。
「トレーニング・デイ」
いい映画でございました。
ラベル: 映画
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