2008年12月5日金曜日

渡辺明しのぐ

3連敗後、渡辺が2勝返した。

その2勝目は先ほどの出来事だった。

七回戦第6局は12月10,11日に新潟県南魚沼市で行われる。
この6局は羽生の先手。
ここで羽生が落とせば、将棋界初の3連敗後の4連勝となる(おそらくは…勢いからしての推測に過ぎないが)。

囲碁界では数回見られたこの3連敗後の4連勝は将棋界には過去一度もない。

もし、この快挙をなせば、間違いなく渡辺の時代に入る。
したがって羽生はなんとしても勝ちに来る。

先手羽生の戦法やいかに。

この6局目は歴史に残るかもしれない。

ここまでもってきた渡辺の勝負強さを賞賛したい。

そういえば、私淑する塩見先生の本日の表紙の写真が縁台将棋だったことをいま思い出した。
不思議な縁だと思う。

ああ、それにしてもこの若武者にはぜひとも名勝負を期待したい。

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