2008年12月4日木曜日

たとえば…自由水

自由水と結合水がある。
料理の話なのだが…

結合水は野菜などの栄養素と結びついているものだから、食物を腐らせる細菌と結合できない。
彼ら、細菌が欲するのは自由水だ。

というわけで、佃煮が長く腐らずに維持するためにはこの自由水を煮詰め、抜いていく技術による。
料理もまた化学に裏打ちされているわけだ。

ことこと煮るのもそのうちのひとつだし、半分ほど煮詰めて一日置くのもそのひとつだ。

まことにもって、理にかなっている。

理にかなっていないのは、わたしの生活だけということになる。

これから、クリスマス、年末、正月と生きているのが苦しくなるような行事が続く。

どうしたものかと今から考える辛い日々が続いております。

皆様にはお元気でいられることを。

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