2008年11月27日木曜日

23日、那由多さんとの会話

那由多さんは塩見さんの長男坊だ。
漢字が間違っているかもしれないが、それはあらかじめ謝っておくことにする。

彼は鉄道に詳しく、二、三教えてもらった。
いい青年だ。

南千住は刑場の関係でそのあたりには多くの人骨が出たりしていた。
事実、コツ通りなどという名前もあるし、土地の値段も安かったのだろう。
そこに当時の国鉄は大きく土地を買いあげ、貨物駅を作った。
俯瞰すればかなり広い場所にある貨物列車が乗り入れる空間は壮大な景色だった。

ここに、たとえば北海道のジャガイモなどは一挙に搬入され、仕分けされる。
輸送貨物が大量になると国鉄貨物列車は威力を発揮し、運送の安さと二酸化炭素の排出量の少なさで、いまや徐々にその価値は見直されているらしい。

そういう動きがあることを露とも知らなかった。

なるほどと納得させられた。

ちなみに貨物専用の時刻表というのがあって、それは特殊な場所に行くと手に入るものだが、少少お高いらしい。
物を知っていることのよさを、那由多さんから教わった。
なにやらすがすがしかった。

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