2008年11月21日金曜日

雑魚は群れたがる

「雑魚は群れたがる」は談志のよく語る言だが、まことにそういうものであり、同時にそれはそれでなかなかに精神的によろしい。

まず第一に群れていれば孤独感にさいなまれない。
自己の生き方に自信がもてる。(何の根拠もないが)
このようなことは生きていくうえではとても重要で、群れていないと、群れることが出来ないと、その恩恵に浴せない。
浴せなければおのれ一人でその孤独や不安を処理しなければならないが、そこが問題だ。

最初に出した談志とて立川流というものを打ち出し、擬似的に群れを作る。
どこかに何某かの群れを作ることはとても大事なことだ。

しかし、同時に雑魚のように群れては哀しい。

このあたりの加減をしてその人の生き方というのだろう。

というわけで、胸を張って群れて生きようではないか。
お互いに弱者なのだから。

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