2008年11月21日金曜日

ガソリンスタンド

 【ニューヨーク=米州総局】20日朝のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は続落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の12月物は一時、前日比3.71ドル安の1バレル49.91ドルまで下落した。50ドル台を割り込むのは2007年1月中旬以来、約1年10カ月ぶり。今年7月に最高値(147.27ドル)を記録した後、4カ月で約3分の1の水準に落ち込んだ。

ガソリンスタンドの業界団体、全国石油商業組合連合会(全石連)は十八日、人口減に伴う経営難などで全国的にガソリンスタンドが減少した結果、青森、長野、奈良など三十二都道府県の百五十三町村が、今後、スタンドがなくなる恐れがあり、対策が必要な“スタンド過疎地”になっているとの調査結果を発表した。全石連は自動車が生活に欠かせない山間地などで支障が出る可能性があると警告している。

クルマに乗っている人間なら、いや、そうでなくても家の周りを見てもガソリンスタンドが減り続けているのはわかるかもしれない。

経営にはフローが重要で、金が流れないと立ち行かないのだ。
そのフローが原油の大幅な上げ下げでの消費者の右往左往で左右されれば、資金力のないガソリンスタンドなどはひとたまりもない。
それに場所を借りているとすれば、ガソリンスタンドの場所は一等地だからあっという間の青息吐息。

都会ならまだしも田舎では地獄のような話だ。
実体経済の破壊は洪水のように押し寄せている。

建築業界が倒産するのもこの伝で、売れてはいるが入金が即入るわけではないので金が回らない。
フローが焦げ付き黒字倒産する。
こういう時、いままでなら銀行が貸してくれていたが、今では貸し渋りに貸しはがし。

本当に末世になってきている。

だから、大幅な舵取りの転換が必要なのだ。

わたしは間違いなく、そのひとつは農業に大きく投資することだと思っている。
素人考えではあるが。

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