2008年11月22日土曜日

PASONA

農業への労働力流入という視点を何回か述べたが、すでに大手派遣会社の「PASONA」が動き始めているらしい。

考える人は考えているということだ。
もちろんこれまでにも農業という分野をビジネスに変えようと取り組んだ企業はあるが、うまくはいっていない。
それは労働力をいかに過疎の村に導入するかという視点とは別のところでの動きだからだろうというのがわたしの見解だ。
(まあ、何もやりもしない人間のいうことではないが)

「PASONA」の場合は人を送るというところに特化しているのでこれまでのファーストリテイリングたちとは少し違う。

けれどもこの試みは政治をどうしても巻き込む必要があり、そうでないとあまりにもスムーズにいかないのだ。
お上からの認可をあまりにも多く必要とするからなのだが。

たとえば、そのうちのひとつは耕作するにはその土地を所有していなければならないというのがあるが、これなどは大きな障壁になっているのだろう。

詳細については、さらに調べていかなければならないが、とにかく農業への特化は緊急課題だ。
これは決して机上の空論として論じられる問題ではなく、その意味では、こういう場所に書いているのは自家撞着そのものだが、鍬持つ手が語る話なのである。

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