2009年3月4日水曜日

小沢攻め 

民主党の小沢代表の資金管理団体「陸山会」の会計責任者第一秘書の大久保隆規容疑者(47)が政治資金規正法違反容疑で、西松前社長の国沢幹雄容疑者(70)が外為法違反で逮捕された件で巷は大騒ぎだ。

事の成否はともかく今回の小沢代表秘書逮捕は、政権交代が近づいてパニックになった自民党が仕組んだ「国策逮捕」だろうというのが一般的な見方だろう。
それは、最後の悪あがきとして、衆院での逆転の企みだろうが、これまでの自公政権が国民にやってきたことを考えれば、年金の横領、汚染米事件、郵政民営化、防衛汚職などのことだが、今回の小沢代表秘書の「国策逮捕」一発で逆転出来るかどうかは怪しい。

ただし、西松建設が、戦前の朝鮮半島開発政策のひとつであった電源開発で、当時東洋一の規模と言われた鴨緑江に建設された“水豊ダム(70万KW)”などを施工しているということ。
さらに生臭くいえば、金丸信以降の関係などをほじくりかえすと一人、小沢一郎のみの問題ではなくなる。

まだ、始まったばかりの問題だが、自民党も危ないところに手をつけたと思う。

わたし個人としては政治家がすべてにおいて清廉潔白である必要はないと思っている。
それで、国民を泣かさなければの話しだが。

この事件は双方の対応をじっくり見たほうがいい事件かもしれない。
事は始まったばかりだ。

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