2009年7月13日月曜日

武器の整理

物書きであれば、その武器は資料であるのだから、その代表とされる書籍の整理、つまり書斎のごときものはしっかりとさせておきたい。
(まあ、人目から見てめちゃくちゃでも、自分の使い勝手さえよければいいのだけれど)

そのように、鍛冶屋には鍛冶屋の大工には大工の書家には書家の整理の仕方があるのだが、こと書斎に関して考えれば、その書斎の様子で大体のその人の感じはわかる。

わたしはといえば、ひっちゃかめっちゃか。
それが最近の一番大きな反省。
猛省といってよいか。

いらぬ書籍は捨て、資料は大切に、愛着ある書籍を絞り、こじんまりとした書斎を作っておきたい。
多くは、図書館に頼る。
それが、貧乏人の知恵というものだろう。

とにかく、いらぬものを捨てなければ、自分のなかの大切な書籍たちが泣き出しそうだ。

そういうことをふと思った。

こういう流れの中にイチローの野球道具の手入れがある。
イチローの技の秘密が、その道具の手入れに潜んでいるようだ。

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