2009年10月16日金曜日

気散じ

生きていることだけを目標にするならば、生きているに限る。
当たり前のことだが、冗談を書いているわけではない。
生きるということは、まさに生きている状態を維持することに尽きるのでほかのことは考えてはならない。

ほかのこととは、こんな状態で生きていてなんになるといった類のことだ。
そんなことを考えていいわけがない。
いつも語るように我々にとって生きていていい理由などどこにもないからだ。

逆も真で、だからといって死に向かうことが正しいわけでもない。

せっかく産まれてきたのだから、何でもいいから見つけて暇つぶしをしようぜといったところだろう。
その暇つぶしをここでは気散じと呼んでいる。

城戸朱理さんのブログを読んでいて(http://kidoshuri.seesaa.net/)、とても大変そうなこととそれに向かい合う意思の潔さに感化を受けて上のようなことを書いてみた。

なに、こんな風に書いているが、わたしだってこの身をかき消すように死んでしまいたいのだよ。

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