2009年10月19日月曜日

加藤和彦氏死す

17日午前9時25分ごろ、長野県軽井沢町にあるホテル客室の浴室で、作曲家で音楽プロデューサーの加藤和彦さん(62)=東京都港区六本木1丁目=が首をつった状態で死亡しているのを、駆けつけた軽井沢署員が見つけた。
死因は窒息死で、同署は、現場の状況などから自殺とみている。

やることがなくなったのなら死ぬのは仕方がないし、それを止めることは出来ないだろう。
それは今まで書いてきたとおりだが、それにしても死は不可逆性であることが 厳しい。
思い直してまた生きることは出来ない。

早まった死もまた死であることに変わりはない。
そこがわずかに問題として残る。

彼の死んだホテルはジョン・レノンの定宿。
ホテルでの自殺は遺族に賠償請求がいく事があるともいう。

生きている人間にとってお騒がせはお騒がせであるが、それは死者の特権でもある。
会社人の唯一の特権が辞表をたたきつけることであるように。

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