2009年12月9日水曜日

一日に食べるもの

山下大明さんは屋久島の写真家として名高いが、彼の写真集をぺらぺらめくっていて、その解説のようなところに長く屋久島の森に入るときの彼の食事について書いてあった。

もちろん、写真を撮るための長距離、長期間の森の移動であるからには運ぶ量から食事の量も削りたい。
そこに記されていたメニューは

朝―――コーヒー、ビスケット数枚
昼―――飴玉数個
夜―――一合の米の飯と目刺

里へ降りてからの生活は知らないが、山の中の彼の食事はこのようである。

人というのは思っているよりずっと食べなくても大丈夫なのかもしれない。
それとも屋久島の森が特別なのか。
目を見開かされる思いであった。

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