2010年3月22日月曜日

恋と愛

恋と愛は違うと青臭い議論をする連中がいるが、気になさることはない。
どちらもあまり変わらず、決定的に違うが、それもこれも人を激しく思うことができなければ始まらない。
(恋と愛の違いなど暇なときに昼寝しながらたゆたわせるようなことだ)
大事なのは人を大切に思うことができるようになることである。

それには自分を大切にすることを覚えてほしい。

自分を大切にするにはどうすればいいのか。
残念ながら、それはあなたの問題だ。
気になればじっくりとこの問題に付き合えばいい。
その結果、自分を大事にすることの輪郭が見えれば素敵なことだ。

まず、自分を大切にし、人をやさしく見る目を育てる。
その後にだれかを激しく思ってほしい。

人を激しく思えば苦しくもなるし、至福も訪れる。
いい方も悪い方もとてもふり幅が大きくなる。
それは生きている醍醐味だが、多くの人はそれを放棄し、社会にたっぷりと盛られた刺激に身を任せている。

悪いけれど、それは自分自身を生きていることにならないだろう。
生きている限りは人を限りなく強く思っていたい。
苦しくはあるが、胸のなかには甘酸っぱい痛痒が満ちてくる。

ラベル:

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム