2010年3月19日金曜日

ひと皮剥ける

ひと皮剥けるとか化けるとか言うではないか。
久保利明が化けたかどうかはわからないが、ひと皮もふた皮も剥けたのはどうやら間違いないらしい。
王将位獲得に続き、棋王位も角番から一番返し、最終局にもつれこんだ。

第35期棋王戦は久保から見ての1勝2敗から久保が一番返して3月30日の最終局へとなだれ込むことになる。
久保は先手ならば石田流(三間飛車)、後手ならばゴキゲン中飛車。
そのゴキゲン中飛車で、一昨日に羽生を本日佐藤康光を葬った。

棋王戦の最終局、久保が後手ならばゴキゲン中飛車の登板となる。
久保は負ける気がしない状態を月末まで持ち込むか。

しばらくは久保から目が離せないかもしれない。
これが彼の人生の最高であるかどうかは、ここしばらくでわかる。

ともあれ、久保はよかったなあとわたしは思う。
あやかりたいものである。

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