感謝感激雨霰
もうめったにお目にかからないが、「感謝感激雨霰」という表現がある。
激しく感謝をしていることを洒落て言っているのだがあまりよくわからないかな。だったら、ネットででも調べてみて下さい。
激しく感謝をしていることを洒落て言っているのだがあまりよくわからないかな。だったら、ネットででも調べてみて下さい。
これを文庫版の「ものぐさ精神分析」のあとがき、最後の締めに岸田さんが使っているのを見て、ふいに枝雀を思い出した。
そう言えば枝雀師匠、「鷺とり」のニワカのシーンでこれを使っていた。
「機関車カンテキ網張られ」ってね。
お分かりにならないでしょうか、詳しくは「落語DE枝雀」ちくま文庫にてお読み下さい。
今回は期せずして2冊、いい本を紹介してしまいました。
読むのに慣れると本は面白い。
つまらぬ本は放り出せばいいのだから、畢竟いい本に出会う。
よろしいですな。
ここまで書いてきて、ふと淋しい気分になる。
枝雀の自殺を思う。
人に生きる意味はもともとないが、枝雀師匠は、わたしにとって大切なお人でした。
大切な人は離しちゃダメですよ。
オレのために生きて、側にいてくれと願うのです。
きっと叶いますよ、こんな真摯な願い。
実は、わたしも頃合いを見計らって、年甲斐もなくそう願うつもりです。
よろしいですかな、告白じゃダメなのですよ、じっと目を見て願うのです。
ダメならどうするかって。そりゃぁ、あなたに見込みがなかったということです。
今回の人生は見送るんですね。
すまない、残念賞。
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