2010年4月7日水曜日

トランス状態

ここニ、三日は会報誌「灰色の銀貨」のために原稿を書いている。

少し前にも原稿を書いているうちに精神のコントロールがつかなくなり、買い物に出た道端で泣き崩れてしまったりしたが、このところは書いているとき、作品世界に入り込むと特殊な精神状態になってしまう。
そのときによって違うが、精神状態が自分のコントロール化から離れてしまうのは確かだ。

今日は今日とて、また、会社の若い娘を怒鳴ってしまった。
それも二人も。
一時間くらいの時間差で、どうでもいいようなことに声を荒げて相手をつぶしにかかるのだ。
信じられない。

もちろん、数分後にチョコレートを持って謝りに行くのだが、これではチョコレートが何枚あっても足りないではないか。
精神が変調するのもイヤだが(娘はもっとイヤだろう)、チョコレートが大量に必要になるのもイヤなのである。

文章を書くことが、こんなに精神に影響を与えるとは知らなかった。
きっと、いままで、ずっと、いい加減に文章を書いていたのだろう。

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