2010年5月12日水曜日

目の玉勝負

目の玉勝負という言葉があるが(まあ、わたしが作った言葉だけどね)、こいつと組んで勝負をかけるというときには、こっちが喰らわれてしまいそうな目の玉をもった人間と組みたいものだ。

ああでもないこうでもないと小理屈をこねて、ついにはグジュグジュと融けてしまうような頼りがいのない奴の目つきは決まっている。
腰の定まらないふらふらとする目つき、通常「泳いでいる」と言われる目つきだ。

でかいヤマを踏むときは、それが情事の末の逃避行でも、JRAのでかい売上を狙うときも、自爆テロを行う時でも何でもいい。
道行は目の玉がクラクラと燃えている奴と行きたいものだ。

女ならその手のひらの湿り具合が手を合わさぬ今からでもしっかりとわかる奴がいい。

翻って、今前にいる奴が組むに足るかどうかは一途な目つきをしているかどうかによる。
頭で考えて正解を出そうとしている奴にろくな奴はいない。
自分の身を投げ出すことも知らない人間と組めるはずがないではないか。

ああ、きつい表現になりましたかねえ。
いやなに、こうやって、いっしょに死んでしまおうとする相手を軽率に選ばないように、入れ込んでしまった自分を宥めているんですがね。

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