2010年5月23日日曜日

昨夜の鼎談

昨夜は大手出版社のSさんとあの有名な雲峰先生と三人で飲んだ。
飲んだといってもわたしは酒を飲めないので、ウーロン茶をがばがばである。
(情けないね)

Sさんは保身に走る幹部連中、それに追随する破廉恥な人々、はたまたそれに一徹を下そうとする社長の一幕劇を語るが、その描写にわたしは微笑む。
いずこも同じ秋の夕暮れである。

雲峰先生はいつものように自分の世界に入り、次の作品の構想でもしているのか、ひとり自分の世界を楽しみ、ときおりわれわれ二人に言葉をかけてくれる。
こういう人と付き合えて、わたしは幸せものだ。

ただ目前の捨ててしまえばいいような半分腐った生活を後生大事にしているあいつにもこんな愉快な飲み会の雰囲気を味合わせてやりたいものだと思うが、届かぬ願いである。

終には人は分かり合える素敵な人の空間に戻り、身を置くものだと、Sさんと雲峰先生のご尊顔を拝見しながらしみじみと思う夕べでした。

雲峰先生の個展とわたしの本の出版の話も上がり、かなわぬ恋への思いに肩をたたかれた気分でした。

本日の夜はマイスターの亀岡さんと約束があるし、娘と試写会にも行かなければならない。
帰りには初台のマンションにも寄らねばならないかな、怒っているから…。

いやはや、忙しいですな雲峰先生。
先生は、今頃新幹線の中であろう。

また、お会いしましょう、若き書道マイスター伊藤雲峰先生。

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