2011年1月13日木曜日

いい番組に当たる確率

どうしようもなく落ち込んで何も出来ない日々が続いたことがあった。
そういうときにテレビは助けになった。
テレビの中のどうしようもない番組を見ていると、時が過ぎていってくれた。
単なる時間の経過は何ももたらさないけれど、何もせずに時間の経過をダイレクトに自分の身体で受け取ることは弱ったわたしにはきつかった。

だから、わたしはこのごろのテレビ番組のことを少しはわかっている。
ひどいもんです。

これはこれはと目を見張る番組に出会えるのは、日に一度あるかどうか、場合によっては一本もない。
テレビから何かを得ようとしているのなら、それは大変に効率が悪い。
何かを求めるなら、テレビ以外のものがいいと思う。

けれども、そのテレビがわたしのしんどい時期に寄り添ってくれていた。
ひとによっては、それがゲームだったりネットだったりするのかもしてない。

そういう一見、無駄な時間を過ごしているように見えるひとにもそれなりの理由はある。
理由はあるが、わたしのテレビを見ていた時期がテレビ番組の質を上げるわけではない。

テレビを見るのは無駄な時間を過ごしているのとほぼ同義だと思う。

その無駄な時間が救ってくれるときもあったという話をここに書いてみただけのことです。

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