2011年1月9日日曜日

貧困なる者の暖房

寒い日が続くが、今日は昨日に比べてなんだか暖かい。
この温かさにふとうれしさがわくのは精神の弱りのせいかもしれない。

で、表題の貧困なる者とはわたしのことだが、わたしの暖房の主役は電気毛布です。
価格は安いし、部屋の中の移動には案外自由だし、電気代もたいしてかからない。
頭寒足熱を考えれば理想的ではないかな。
上半身を衣服でしっかり覆えば、たいていの寒さはしのげるし、いざとなれば身体全体を電気毛布の中に入れてしまえばいい。

ん?
暖房具を云々できるというのは貧困者ではない!?
なるほどそうかもしれない。

けれども私見を言わせていただくなら、暖房もままならない生活をしているとしたらその人を貧困者とくくるべきではないかと思う。
貧困者とは別にカテゴライズして考えてみたほうが、この社会が見えるのではないだろうか。

ま、とにかくそのようにしてわたしは寒さをしのいでいる。
それに昼間なら暖房のある公的な場所に逃げ込めば、いたって快適であるし…

けれども、わたしの住処で電気毛布を主たる暖房具にしているのはわたしだけで、細君も子どもたちも石油ファンヒーターで活動的に暮らしている。

わたしだけが電気毛布に力を借りて逼塞しているわけなのです。

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