2011年1月8日土曜日

ただ眺めるだけでは足りない

将棋について書いたときにただ眺めているだけよりも自分も将棋というゲームに熱中したほうがより多くのことが見えてくる。
そういう意味合いのことを書こうとしました。

それはわたしの体験からなのですが、事実です。
ただし、ものによっては圧倒的に見ることによって対象に対する視線を鍛えるということはあると思います。
量が質に転化するわけですね。
そういうことは置いておいての話だと思ってください。

自分の好むもの。
それが野球であろうが、絵画であろうが、小説であろうが、囲碁であろうがです。
実際に自分が野球をやっていたほうが、絵画を描いていたほうが、小説を書いていたほうが、囲碁を打っていたほうが、確実に対象に対する視線は鍛えられます。

かかわりが深くなるのですね。
(ぼけーっとやっていちゃダメですよ。深まりませんよ。)
その鍛えられた視線でプロを見れば、伝わってくるものが違います。

伝わるものは受信者の受容能力によるからです。
受容能力を育てるのには実際にやってみることが有効です。

知りたければ実際にやってみなはれ。

大きく出れば人生も同じことです。
だから、人生においては無駄なことにも意味が生じてくるのです。
もっともわたしくらい無駄を重ねると命取りになってしまいますがね。

本日は王将戦の第一局目の初日でした。
久保王将対若き豊島将之六段の一戦です。
プロはほんとすごいです。

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