「将棋界の一番長い日」が待っている
将棋界の連中は来月3月2日(たぶん)を「将棋界の一番長い日」と呼ぶ。
毎年、3月2日をそう呼ぶわけではない。
ただこの日にちあたりにその日は来る。
「A級順位戦最終戦」
名人挑戦者がほぼ決まり(挑戦者決定戦を別の日にする可能性もありますので)、二人の陥落者の決まる日である。
今回の名人挑戦可能圏に残るのは二人。
森内俊之
わが渡辺明
陥落危機にあるのは五人。
木村一基
藤井猛
久保利明
三浦弘行
丸山忠久
と陥落危機の五人の名前を列挙しましたが、この五人、めちゃくちゃ強いんですよ。
将棋界の詳しい話は捨象しますが、将棋界のもっとも大きな位は名人位、そこに居座るのが羽生善治です。
読売新聞が、名人位よりも竜王位のほうが上だというために賞金を猛烈に上げて本紙に掲載しいている棋戦が竜王戦。
私見では、名人、竜王は同格というものの格はその歴史から名人が上ではないでしょうか。
竜王は新しいタイトルだし、賞金や挑戦者になるシステムをのぞけば、王将位を抜いてさえいるかどうか難しいいところ。
けれども、羽生と渡辺が将棋界の第一人者を争っているというのは中立的な将棋界通の見るところで、そのため今のところ王将位はあまり大きく取り上げられません。
ちなみに現王将は久保利明。
若き天才豊島将之の挑戦を今受けておる途中で、現在、1勝1敗です。
この豊島六段は最年少王将位挑戦者で、王将戦第二局では148手目に1九金打ちというとんでもない手を出現させて勝っています。
ついでに羽生、渡辺に次ぐのが久保利明で、この久保がどれぐらい強いかは、2月6日に始まる棋王戦五番勝負、久保利明棋王対渡辺明竜王である程度わかるだろうということになっております。
やはり長くなってしまいましたが、やはり名人は将棋界ではとても大きな存在で、その挑戦者を争うA級順位戦の10人のメンバーは将棋界のトップ10とほぼ思われています。
細かいことを言えば、広瀬章人の話もしなければならないし佐藤康光(すでに来期のA級順位戦復帰が決定しております。わたしはこの人のファンでもあります)の話もしなければなりませんが、興味のない方には面白くないだろうから止めますね。
というわけで(少しは理解していただけたのでしょうか)、将棋界トップ10の誇りをかけての¥将棋界で一番長い日」A級順位戦は、もうすぐです。
NHKの衛星で毎年放映があります。
興味のある方は、日本将棋連盟のサイトなどでご確認のうえ、ご覧ください。
死闘とも思える姿がそこには映し出されております。
わたしにとって、テレビがあって幸せだと思わせる数少ない一日です。
毎年、3月2日をそう呼ぶわけではない。
ただこの日にちあたりにその日は来る。
「A級順位戦最終戦」
名人挑戦者がほぼ決まり(挑戦者決定戦を別の日にする可能性もありますので)、二人の陥落者の決まる日である。
今回の名人挑戦可能圏に残るのは二人。
森内俊之
わが渡辺明
陥落危機にあるのは五人。
木村一基
藤井猛
久保利明
三浦弘行
丸山忠久
と陥落危機の五人の名前を列挙しましたが、この五人、めちゃくちゃ強いんですよ。
将棋界の詳しい話は捨象しますが、将棋界のもっとも大きな位は名人位、そこに居座るのが羽生善治です。
読売新聞が、名人位よりも竜王位のほうが上だというために賞金を猛烈に上げて本紙に掲載しいている棋戦が竜王戦。
私見では、名人、竜王は同格というものの格はその歴史から名人が上ではないでしょうか。
竜王は新しいタイトルだし、賞金や挑戦者になるシステムをのぞけば、王将位を抜いてさえいるかどうか難しいいところ。
けれども、羽生と渡辺が将棋界の第一人者を争っているというのは中立的な将棋界通の見るところで、そのため今のところ王将位はあまり大きく取り上げられません。
ちなみに現王将は久保利明。
若き天才豊島将之の挑戦を今受けておる途中で、現在、1勝1敗です。
この豊島六段は最年少王将位挑戦者で、王将戦第二局では148手目に1九金打ちというとんでもない手を出現させて勝っています。
ついでに羽生、渡辺に次ぐのが久保利明で、この久保がどれぐらい強いかは、2月6日に始まる棋王戦五番勝負、久保利明棋王対渡辺明竜王である程度わかるだろうということになっております。
やはり長くなってしまいましたが、やはり名人は将棋界ではとても大きな存在で、その挑戦者を争うA級順位戦の10人のメンバーは将棋界のトップ10とほぼ思われています。
細かいことを言えば、広瀬章人の話もしなければならないし佐藤康光(すでに来期のA級順位戦復帰が決定しております。わたしはこの人のファンでもあります)の話もしなければなりませんが、興味のない方には面白くないだろうから止めますね。
というわけで(少しは理解していただけたのでしょうか)、将棋界トップ10の誇りをかけての¥将棋界で一番長い日」A級順位戦は、もうすぐです。
NHKの衛星で毎年放映があります。
興味のある方は、日本将棋連盟のサイトなどでご確認のうえ、ご覧ください。
死闘とも思える姿がそこには映し出されております。
わたしにとって、テレビがあって幸せだと思わせる数少ない一日です。
ラベル: 将棋
0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム