レンドルミン・マイスリー・サイレース
眠れないものだから、睡眠剤をもらいに心療内科に行ってきた。
ほんとうは内科でも気軽にくれるのだが、わたしのかかりつけの医者はとても真面目な初老の人で、まず、くれるはずはない。
それでもおいおい手なずけていく。
手はあるのだ。
人を落とすのは思ったより難しくない。
その人に対して本気になればいいだけだ。
さて、本日行った心療内科でもらったのが、マイスリーとサイレース。
この前まで行っていた、といっても二回だけだが、そこのぼけた爺さんの心療内科でもらったのが、レンドルミン。
これで、レンドルミン6錠、マイスリー14錠、サイレース14錠が手元にあることになる。
うっしっし、てなもんである。
しかし、眠剤に詳しい人がこの文章を読んでいたら、
せせら笑っているだろう。
それくらいもらった眠剤はすべて弱いものだ。
それに、いまではかつて自殺に使われたバルビツール系のものはほとんど販売されていない。
なかにはウイタミンとの合剤となっているベゲタミンのようなものもあるが、まあ売っていない。
わが中島らもに「バンド・イン・ザ・ナイト」という恐ろしい本があって、その本の最初に無理をして手に入れてきた眠剤を配るシーンが出てくる。(この本は文庫本になったときの町田康の解説がいい。)
手に入れた眠剤は3種類、ノルモレスト98錠、ベンザリン56錠、ブロバリン112錠。
こいつを分けていくのだ。
なかで懐かしいのは、ノルモレスト。
小説の舞台は80年代初頭だが、あのころのノルモレストは輝いていた。
ハイミナールと並んで二大スター。
今で言うと…、う~ん、まあ言えないこともないが、言いずらい。
なにしろハイミナールとノルモレストはバルビツール系で死ねたからね。
今のスターは、ベゲAとロヒあたりになるけど、なかなか死なないからね。
まあベゲAはバルビツールが入っているから死なんこともないだろうけど。
ああ、今書いたのはベゲタミンAとロヒブノールの話だよ。
写真の下がロヒブノール。
そいでもって上が、弱い眠剤のくせに何かと評判の悪いハルシオン、青玉って奴ね。
この青玉、依存性やなんかで問題があるんだよね。
だからK口さんもレンドルミンあたりにしたほうがいいかも知れないね。
そんなわけで、いまわたしは少し、不眠のことを心配しないでいる状態なのです。
こんなブログ、みなさんは読んでも楽しくないのだろうな。
ごめんなさいね。
ラベル: 日常
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