2008年4月30日水曜日

貧乏の棒も次第…

貧乏の棒も次第に長くなり 振り回される年の暮れかな

というざれ歌があるが、このごろは春爛漫であっても振り回されるようで、ガソリンスタンドは大賑わいだ。
それほど金が助かるというわけでもなかろうにマスコミが騒げば、いろいろと動きまわらなければならない性、どこやらわびしくもありますが、逆によくぞここまで飼いならされたものだと感心もいたす次第です。

これは何も自分を外においているわけではなく、(外におくのもなかなかに細い道になってしまって…)わたしもその中にいるのです。

ものを考えるとき、集合という概念から大きなポイントをいえば「自分の含まれた集合」か「自分の含まれない集合」かの区分けで、前述の内容では大騒ぎする集合にわたしも含まれているのだろうと嘆息しているわけです。

もっと言っておけば、「後期高齢者医療問題」で政治家諸氏は「後期高齢者」に自分や身内を入れていないことがポイントで、他人事の政策など所詮ああいったものになるようで…、だからいいというわけではないのですが、まことにもって情けなく…

集合の中に自分を入れる場合を「当事者」、外に自分をおくとき「部外者」、このように定義することも可能かつ重要ということです。

さてさて、あまりの陽気に気も落ち着かず、ブログを書き出してもさらに気はそぞろ、何とも呆けものにはよい気候になりました。
あまり何かを煎じ詰めて考える陽気ではないようで、こういったときは吟行にでも出かけたくなる気分ですが、さりとて同好の士もまわりにはおらず、ひとりボケッーと過ごしているのですが、このまま消えてなくなるのも幸せかとふと思ってしまいます。

思えば、それほど今後に楽しみもなく、もうこれくらいでという感じですが、この国ではそうではなく長生きを何より尊ぶようですが、長生きすると何かいいことがあるのかというと、そのことには余りだれも触れないようで、我が尊父は入院一週間でこの世からおさらばしたわけですが、本人はともかく、わたしに対しては「(早く逝って)よかった、よかった」とまわりの声しきり。

思い返してみれば、そうかもしれない、と思いながら…

ほらね、てんでまとまらぬ文章になったでしょ。

ラベル:

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム