2008年7月28日月曜日

スーパーに行ってみる

スーパーへ行ってみると、スーパーによっては、冷房温度を上げたり、値引きする時間帯をずらしたりしている。
値引き時間を待つ人々の数が増えているための対策なのだ。
わたしの時々行くスーパーでは、そのスーパーに出店させてもらっているパン屋さんはサンドイッチ以外の値引きは一切やめている。(やめさせられている)
値引きをしているころは、ある時間を過ぎると人だかりのしていたパン屋だが、今は値引きされないパンが寒々と残っている。
パン屋の売り上げが、スーパー本体の売り上げに影響を与えるという認識でこのようになったのだろうか。

で、あるとすれば、あの売れ残りのパンはどこへ行くのだろうか、廃棄されなければいいな、と思う。
もし廃棄するくらいなら、スーパーの店員さんが安く分けてもらえるといいなと思う。

こまごまとした日常風景、それも生活必需品の部分に貧困の国日本のその絵姿が現れている。
奢侈品には、なかなか現れづらいものだ。
第一奢侈品は、そうたやすくは値引きできないだろう。
値引きすれば、奢侈品でなくなってしまうものナ。

とにかく、このごろのスーパーの多くは、冷房の温度を上げ、値引きの時間帯を下げている。

そして、多くの人はその値引きタイムを律儀に待ち、群がる。

わたしはといえば、さめた気分でその情景を眺めている。

それはごく最近、再度の本格的な断酒を自分自身の中で決定したせいにあるのかもしれない。

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