2008年8月17日日曜日

思い

どこかともわからぬ東アジアの、あの町からわたしの愛した女が、24日に帰ってくる。
くだらぬことだが、わたしの託した夢だ。

あの女が去ってから、二週間が経つ。
それが、こんななに重い時間となるとは想像もしなかった。

ほれるということが、時間に重みを持たせるのは確かだ。

そして、もういちど出会ったときに、時間をなくしてしまうのも確かなことだ。

いくら暑くても、クーラーひとつかけず暑さの中で身悶えているのは、お前のためだ。
ふかくいえば、お前を思う俺の身が悶えているのだ。

あの、東南アジアの、あの町も、暑かろうに、おまえはフォーでもすすっているのだろうか。
オレは、お前のくれたニョクマムをたらして焼きそばを作っている。

お前を待っている意識を少しでもすすぎながら。

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