2008年8月16日土曜日

オリンピック

こうどこでもかしこでもオリンピックの放送をやっていれば否応なくその情報は目に入ってくるし、こちらとしても見たい競技や人がまったくいないわけではない。

なかでも女子100m走の福島千里はいい娘だと思う。
さっき、映像でも見たが、インタビューが切なかった。
ああいう受け答えには人の心根が出る。
間違いなくいい娘だと思う。

幸せに生きていってもらいたい。

そういえば、キャスターの中で元テニス選手の精神論の好きな男がいるが、彼の精神論とスポーツはかけ離れている。

イチローがまず道具を大事にしなさい、という。
グローブをスパイクをバットを。
いま精神論があるとすれば、そういうところにあるのだろう。
目を吊り上げて、根性を入れろというところには、スポーツとの何のつながりもない。
それでは、日露戦争の第三軍参謀長伊地知幸介と変わるところはない。

その元テニス男が、水泳のフェルプス選手を評して、彼くらいになれば選手村ではなくて、別にホテルを借りて体調を管理するものだ、しかしフェルプスは選手村でみなと同じように生活している。

あれが本物の姿だとしゃべっていた。

言っていることがてんでんばらばらだ。

かれは、伊地知幸介がどれだけの日本兵に無意味な死を(戦争下における)与えたか知っているのだろうか。

とにかく、
福島千里さんには、愉快に生きてほしい。(たまに愉快な時間が訪れることを願っております)

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