2008年9月17日水曜日

指導者不在のときの決定権

北朝鮮が米国を射程に収める長距離ミサイルのエンジン燃焼試験を西部の中朝国境近くで建設中の新ミサイル基地で実施したと米韓メディアが報じた問題で、米政府高官は17日までに、実験の事実を確認した。AP通信が報じた。

試験を実施したのは、長距離弾道ミサイル「テポドン2号」用のエンジンで、同高官は射程を伸ばす新型エンジンではないと指摘。ただ、射程を延長させるのに必要な性能向上を目指した可能性はあるとした。同ミサイルの射程は現在、約4千キロと推定される。

試験は、エンジン試験専用施設で実施されたという。この施設はエンジン振動の分析、誘導システムの作動効果などを見極めるのに不可欠なものとされる。

金正日氏が今どのような常態にあるのかは知らないが、独裁者不在のときの意思決定はいかに行われるのか。

イランの独裁者ホメイニが病気のため、しばらくの間意思決定ができなくなると、一部の側近があたかもホメイニが決めたように政策決定を下したという。ホメイニの健康が回復して意思決定に再び参加すると、自らの執務空白期間に側近たちが下した決定の多くを覆し、一部の側近に対して激怒したこともあったという。

とにかく、誰の意思決定によってかは知らないが、何かが狂い始めている可能性がある。
韓国に存在する北朝鮮よりの同志の動きもあるだろう。
脱北者の増加問題もあるだろう。
暴動の可能性もごくわずかだがあるかもしれない。

それを防ぐために国際社会の中で北の優位を示すための核開発に急いだとき、そのボタンを押す狂気の人間が出現してもおかしくはないのではないか。(蓋然性の大きさは別として)

事実アメリカという国のブッシュという男は、わけのわからぬ理由でイラク攻撃を始めたではないか。

自民党総裁選から総選挙の動きのなかで、食の汚染問題やリーマンの破綻、北朝鮮の問題、さまざまなことが起こっている。
すべてたいしたことではないと見過ごしていくのなら、この国には頼るべき為政者はいず、やはり自分自身は自分で守るしかないのかもしれない。

薄っぺらな意見で申し訳ないが、ここに書いておきます。

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