警官の血
小説の「警官の血」もいいものだったが、テレビドラマもよかった。
ちらりとしか見なかったが、4,5シーンは見た。
吉岡君の演じるシーンだった。
なんとも後味の悪さが残ったが、それでもよかった。
わずかな救いがばら撒かれていたからだろうか。
あれで十分だと思う。
念のためここに記させておいて下さい。
それにしても(これは内緒ごとだが)、エンターテイメントだけ読んでいてはイカンなと思うことがある。
最近ではカミュを読んだときにそう思った。
それは読者の楽しみはさておき、何かを語りかけるものだった。
そのときに自分の胸に開く風穴は薄っぺらな自分を教え、勇気付けてくれる。
まあ、そういうことがある、小僧だからね。
ラベル: 作品
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