2009年2月9日月曜日

警官の血


小説の「警官の血」もいいものだったが、テレビドラマもよかった。
ちらりとしか見なかったが、4,5シーンは見た。
吉岡君の演じるシーンだった。

なんとも後味の悪さが残ったが、それでもよかった。
わずかな救いがばら撒かれていたからだろうか。

あれで十分だと思う。

念のためここに記させておいて下さい。

それにしても(これは内緒ごとだが)、エンターテイメントだけ読んでいてはイカンなと思うことがある。
最近ではカミュを読んだときにそう思った。

それは読者の楽しみはさておき、何かを語りかけるものだった。
そのときに自分の胸に開く風穴は薄っぺらな自分を教え、勇気付けてくれる。

まあ、そういうことがある、小僧だからね。

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