わりと不思議なことだけれど…
わたしの贔屓の上戸彩はなかなかマスコミから消えていかない。
あの娘が気立てのいい娘だろうとは思うが、そんなことはマスコミには関係ないはずだ。
にもかかわらずあの娘が消えていかないのはなぜだろう。
うれしくもあり、哀しくもある。
普通の幸せをあの娘には受け取ってもらいたい。
人が幸せであるのは、ちょっとした臆病さや、優柔不断や、情けなさ…で成り立っていると思うときがある。
人の幸せというが、大それたものではなくちょっとしたずれの織り成す出来事であるかとも思う。
そういうことを思うとき、些細なことを踏みにじってきた自分の足跡をうらみがましく見つめ返すときもある。
というわけで、わたしは上戸がかように芸能界に長く生きながらえているのがちょっと不思議だと思う。
もしかしたら、芸能界というあの世界にもあの娘を尊ぶ気分が漂っているのだろうか。
ラベル: 作品
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