草刈民代
知らないとは恐ろしいもので、バレエなど数えるほどにしか観たことはなかったが、NHKで草刈民代の踊る姿を観た。
そのなかで、ジゼルもすばらしかったが、素人目には「白鳥の湖」が圧巻だった。
確かに、数年間の間に草刈民代の白鳥は傷ついた白鳥そのものになっていき、人間的なものはどこにも見られなくなった。
その踊る姿の秀逸さは、まさに白鳥の傷ついた姿の象徴で、よくもまあここまでと感じ入った。
何かに賭けるということはこのようなものなのだと教えられる。
彼女はもう踊りはしないが、あの白鳥はあなたにも見てほしいものだ。
いいものを見せていただいた。
ラベル: 作品
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