2009年9月1日火曜日

酒井法子の生い立ち

酒井法子の生い立ちは内緒ごとだったんだよね。

芸能界では都合の悪いことはそうすることになっていて、イメージが傷つくからという理由で、ずっと隠していたのに、日刊スポーツ、週刊新潮と相次いで載せた。

もはや、彼女は芸能人ではないわけだ。
たとえば在日朝鮮人、韓国人である芸能人はあまり取りざたされない。
野村進著「コリアン世界の旅」に詳しいが、なかにはカミングアウトした芸能人もいるが、表ざたにすることは早々簡単ではない。

芸能人というのは一種のイメージ戦略の賜物だから、そういうことになる。
同じように部落民やアイヌ出身者もあまり取り上げられない。

どうってことはないと思えば思えるけれど、世間というのは意外に肝要ではないのだ。
でなければ、酒井法子報道があんなにマスコミをにぎわすわけはない。
マスコミをにぎわす=視聴率が稼げる、というわけで、皆さんお好きなわけだ。

そういうわけだから、和田アキ子や矢沢や都はるみや西城秀樹やその他もろもろの大物も取りざたされてこなかった。
かれらは、この国では被差別者だから成り上がる道はあまり多くなく、それで芸能界やスポーツ界に流れたわけだ。
いまはずいぶん軽くなった。

東大の姜 尚中なんかがあんなに高く評価され取りざたされる時代だものね。

だから、酒井があれほどマスコミにいじられるのは久しぶりだ。
ま、これもやくざがらみだからいじられただけで、在日や部落民であれば文句が怖くて、マスコミも動かなかったのだろうね。

覚せい剤とやくざはなんとなくつながりがいいから。

でも、覚せい剤が禁止されてなかったころは、この国もばんばんヒロポン飲んでいたんだけどね。
これは国家権力の規制で、国家権力は恣意的に動けるという印でもある。

現に禁酒法を国家権力が採用すれば、覚せい剤と酒は同罪だ。
犯罪に至る可能性はどちらが大きいかは微妙ではないだろうか。

もちろん禁酒法は出来ない。
酒造会社との関係の問題だ。

覚せい剤は、北朝鮮のお得意だものな。

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