2009年9月26日土曜日

王座戦 18連覇

25日朝から山形県天童市の松伯亭あづま荘で指されていた第57期将棋王座戦(日本経済新聞社主催)の五番勝負第3局は同日夜、78手で羽生善治王座(38)が挑戦者の山崎隆之七段(28)を下し、3連勝でタイトルを防衛した。
羽生王座は自身が持つ同一タイトル連覇記録を更新する王座戦18連覇を達成。3連勝のストレート勝ちも5期連続で、将棋界初の記録だ。

王座戦の羽生の強さは特別だ。
今回もまた 、5年連続ストレート勝ち、16連勝(3連勝×5+1)のおまけも続けた。
こちらも、ものすごい記録だ。

その記録を片手に、昨夜、前人未到の18連覇を山崎相手に達成した。
ここで山崎に対しては格付けが決まったと思われる。

しかし、嘆くな山崎、キミは天才山崎と呼ばれた男だ。
虎視眈々と捲土重来を期したまえ。
周章狼狽することなかれ。

こういうこともある。
あるいは、こういうことだらけだ。

明日だけ見ていけばいい。
それが将棋指しとなれたキミの特権だ。

羽生の力が衰えぬうちにこの借りは返せばいい。

山崎、キミの天才はまだ死んでいない。

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