幻霜豚
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100g280円は、妥当な値段だった。
おそらくは、かなり安いプライス設定だが、今の商品市場はこんなものだろう。
普通の豚コマは、140円である。
丸正というこの肉屋は、変な肉をまったく置いていない。
その豚コマは信用できる。
ここの豚コマを食べていて何の問題もない。
確かに家に戻って食した幻想ポークは、うまみがあった。
ギリギリの火を通した薄切りをしゃぶしゃぶにして、上等の醤油を1,2滴垂らして食した。
うまかった。
うまかったが、まあこんなもんやろ、というところか。
わたしは、140円の方でいいかな。
奮発してトンカツでも作るときは、幻想ポークを使いたくなるかもしれない。
そのときには、だれに食べさせるかによる。
料理はだれに食べさせるかによって変わる。
西健一郎さんがお客の様子をしっかり見る所以である。
ラベル: 食べ物
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